熊本の宝「水」有害物質混入

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2024/8/25
TKUテレビくまもと
配信
東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパス 井戸水から国の目標値超え る有機フッ素化合物【熊本】

熊本県は、上益城郡益城町にある東海大学の阿蘇くまもと臨空キャンパスで使われている井戸水から国の目標値を超える有機フッ素化合物が検出されたと発表しました。 県は「これによる健康への影響は小さいと考えられる」としているものの、学生などに井戸水を飲むのは控えてほしいと呼び掛けています。 東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパス内にある井戸水から検出されたのは、有害性が指摘されている有機フッ素化合物の『PFOS(ピーフォス)』と『PFOA(ピーフォア)』です。 7月に行った水質検査で、国が設ける暫定目標値の1.6倍に当たる1リットル当たり82ナノグラムが検出されたことが21日に分かり、東海大学が熊本県に報告し、23日に公表されました。 『PFOS(ピーフォス)』と『PFOA(ピーフォア)』はフライパンや半導体製造、消火剤などに使われていますが、分解されにくく、高い蓄積性があることから現在は、使用や製造が規制されています。 熊本県や東海大学によりますと、対象の井戸水はキャンパス内の食堂や食品加工場を除く農場や教室などで使用し、これまでのところ健康被害の報告や相談はないということです。 熊本県は「健康への影響は小さいと考えられる」としていますが、対象の井戸水を飲むのは控えてほしいと学生に呼び掛けています。 また、これまでの調査で、対象の井戸から半径500メートルの範囲内の民家や事業所で井戸水を使っているところは確認されていませんが、今後も範囲を広げて原因究明を含めた調査を行うとしています。


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2024/6/1
熊本日日新聞
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熊本県、地下水保全へ「硝酸性窒素」を低減 基本計画を初策定 国の基準値より厳しい目標 【守る生かす熊本の水】

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2024/1/28
熊本日日新聞
配信
熊本県がPFAS調査を大幅拡充 24年度、4倍超の73地点で 全45市町村を網羅 
県が有機フッ素化合物の調査概要を説明した県環境審議会水保全部会=24日、県庁

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岐阜県の事、熊本であってもおかしくなあいよなぁ~
役人を信じるしかないけど  
今の役人は・・・・ 

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2023/12/22
配信
市民に公表すべきという認識なし…岐阜県各務原市のPFAS問題で職員7人を懲戒処分に

岐阜県各務原市の水道水から国の目標値を超える有機フッ素化合物=PFASが検出された問題で、各務原市は関係する職員7人を減給などの懲戒処分としました。  各務原市の水道水の水源である「三井水源地」では、発がん性が指摘されているPFASの値が3年前から国の定める目標値を超えていましたが、今年7月まで公表していませんでした  目標値を超えたことを1年以上にわたり市長に報告していなかったことや、市長に報告後も市民に公表すべきだという認識がなかったとして、各務原市は21日付で、2020年度の水道部長と2021年度から現在までの水道部長を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分としました。  またそのほかに2人を戒告、3人を訓告の処分としました。  浅野健司市長と水道部を所管する磯谷均副市長については、減給10分の1(3カ月)とする条例案が市議会で可決されています。

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2023/12/22
2023年12月4日 18:08
(12月4日15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ!+』より)

岐阜・各務原市の水道水からPFASが検出された問題 岐阜民医連「住民の血中濃度は他の地域と比べ3倍」

岐阜県各務原市の水道水から有機フッ素化合物・PFASが検出された問題で、住民の血液検査の結果、問題の水源地近くの住民の血中濃度が、他の地域と比べて約3倍になったことがわかりました。
 各務原市の水道水の水源である「三井水源地」では、発がん性が指摘されているPFASの値が、3年前から国の定める目標値を超えていました。

 県内の医療機関などでつくる岐阜民医連は10月、PFASの血中濃度を調べるため、「三井水源地」の周辺住民ら131人の希望者に対し血液検査を行いました。

 4日その結果が公表され、「三井水源地」の周辺住民のPFASの一部の種類の血中濃度は、平均で1ミリリットルあたり26ナノグラムで、他の地域の住民と比べて約3倍になったということです。

  また「三井水源地」の周辺住民で、アメリカの学術機関が健康への影響が出るとしている数値を超えている人は約7割いたということです。
「健康リスクの目安においても、非常に多くの人が潜在的なリスクを抱えている状況」(京都大学 原田浩二准教授)

「航空自衛隊岐阜基地の泡消火剤による土壌地下水汚染が、疑われる結果となっている」(岐阜民医連 土井正則事務局長)

 この問題をめぐっては、各務原市は「三井水源地」に活性炭を導入するなどしていて、市民に供給される水のPFAS濃度は11月20日時点で1リットルあたり18ナノグラムと、国の目標値である50ナノグラムを下回っています。


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日本の暫定目標値(両物質の合計50ng/L
最も厳しいアメリカは、4ng/L

法律で蛇口から出る水道水の中に0.1mg/L基準値以上の残留塩素があることが義務づけられています。

m gミリグラム10ー3g(1000分の1グラム)
μgマイクログラム10ー6g(100万分の1グラム)
n gナノグラム10ー9g(10億分の1グラム)
p gピコグラム※食卓塩の塩粒1個分の重さは0.1mgとして計算しました。10ー12g(1兆分の1グラム)

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2023/12/06
KKT熊本県民テレビ
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WHO"有機フッ素化合物の発がん性"指摘 地下水・川の水で指針値超の熊本市長は


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配信

有機フッ素化合物「発がん性」評価引き上げ 大西熊本市長「不安をあおらず原因を究明することが重要」




熊本市の井戸や河川などでも検出されている有機フッ素化合物について、世界保健機関・WHOのがん研究組織がその発がん性の評価を引き上げました。 これを受け、大西市長は「不安をあおらず原因を究明することが重要」と述べました。 WHO傘下の研究機関 国際がん研究機関は12月1日、有機フッ素化合物のPFOAとPFOSの発がん性の評価を引き上げたと発表しました。 PFOAは「発がん性の可能性がある」から、4段階の評価で最も高い「発がん性がある」に引き上げられました。 同じ分類にはアスベストやたばこの煙が含まれます。 また、PFOSは「発がん性の可能性がある」に新たに分類されました。 この有機フッ素化合物をめぐり熊本市の調査では水道水に問題はなかったものの、北区・植木地区周辺にある39カ所の民間の井戸で国の指針値を超え、河川では井芹川やその上流・鐙田川で国の指針値を超えて検出。 特にJR植木駅近くの鐙田橋付近では高濃度で検出されています。 【大西 一史 熊本市長】 「国際関係機関が示したことを受けて、さまざまな知見、専門家が検討され、地方自治体にも示されると思う。不安をあおるのではなくて、原因を究明し、対処することが重要」 熊本市は、原因究明のため、河川の追加調査を急ぐとしています。


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「女性自身」2023年12月12日号
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発がん疑い「PFAS」汚染水 米軍基地周辺だけではない!全国で検出相次ぐ

たびたび問題になってきた米軍基地からの“発がん汚染水”の流出。だが、じつは基地周辺だけの問題ではなかった。あなたの住む街は? 徹底調査! 横田基地(東京都福生市)で今年1月、発がん性物質の有機フッ素化合物(以下、PFAS)を含む泡消火剤、約760リットルが流出していたことが発覚。11月14日付の東京新聞が報じて明らかになった。 「何度も改善を求めてきたのに、やはり米軍は、日本人の命を軽視している」と憤るのは、「多摩地域の有機フッ素化合物汚染を明らかにする会」の代表、根木山幸夫さんだ。 かねて、米軍基地が多い沖縄や横田基地周辺ではPFASを含む泡消火剤の流出事故が相次いできた。同会が実施した横田基地周辺住民への血液検査では、基地東側に位置する国分寺市や立川市、府中市などの住民の血中PFAS濃度が高い傾向にあった。 しかし、PFAS汚染は基地周辺だけの問題ではなかった。11月だけでも、岡山県や静岡県などの河川から国の暫定目標値50 ng/L(ナノグラムパーリットル)を超えるPFASが検出され、全国的な問題に。PFASは、防水加工されたフライパンやカーペット、化粧品など、さまざまな日用品に使用されてきたため、PFASを扱う工場や産廃施設周辺でも汚染が明るみに出ているのだ。 ■基地周辺だけではない全国にあった“汚染水” 「正直、基地周辺だけの話と思っていました。まさか自分が住んでいる地域が汚染されていたなんて」 11月に設立された「大阪PFAS汚染と健康を考える会」事務局長の長瀬文雄さんはそう危惧する。大阪府摂津市の地下水からは、暫定基準値の520倍にあたる2万6千ng/LのPFASが検出されている。 「摂津市は、ダイキン工業の工場(淀川製作所)があって、すでに製造は中止しているものの過去何十年もフッ素加工に使用する“PFOA”(PFASの一種)を製造していました。製造過程で生じる廃水が地下水や河川、土壌を汚染したと考えられています」(長瀬さん) 当会では摂津市をはじめ大阪府民、約千人の血液検査を実施中だ。 「先行して実施した摂津市民約80人の血液検査では、3分の1以上の住民から米国アカデミーの指標で“要健康観察”となる20 ng/mLを超えるPFASが検出されています」(長瀬さん) 住民らと共に検査を行っている京都大学(環境衛生学)准教授の原田浩二さんはこう指摘する。 「摂津市の場合は、とくにダイキン工業周辺の自家農園で野菜を作って食べている方の血液から高い濃度が検出されています。汚染された地下水を使用していなくても、周辺土壌に汚染が蓄積し、そこで作った農産物を通して体内に取り込まれる可能性があるのです」 PFASの汚染が見つかったのは摂津市だけではない。今年10月には岡山県吉備中央町の浄水場から国の暫定目標値を超えたPFASが検出されたことで、飲み水の利用制限が行われた。また、神奈川県や兵庫県、静岡県などでも、河川や地下水などで暫定目標値を超えるPFASが検出されている。 「長年にわたって摂取した量が多いと、一定の疾患に罹患しやすくなる可能性が。PFASを扱っていた米・デュポン社は2005年、周辺住民に健康被害で訴えられたのですが、和解したあとで実施した周辺住民の健康調査では、腎臓がんや精巣がん、コレステロール値の上昇、妊娠高血圧症、甲状腺疾患などの疾患が増加していることが示されました」(原田さん) 欧米では、10年ほど前から規制が進んでおり、アメリカの環境保護局は今年3月、PFASの種類で代表的な“PFOS”と“PFOA”それぞれの基準値を4ng/Lとする新たな規制値案を提示。しかし日本は、暫定目標値50ng/Lのままと出遅れている。 「政府は早急に汚染地域の特定と環境対策、住民の健康調査をすべき。水俣病のような公害に発展しかねません」(前出・長瀬さん) 前出の原田さんは「自宅の蛇口に活性炭フィルターを付けるだけでPFASの除去効果が期待できる」と言う。
自衛の検討も必要かもしれない。

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2023/11/30

熊本市は、「水道水は全て目標値を下回っており、安心して利用してほしいとしています。」言っているが、ほんとうだろうか???
日本の暫定目標値(両物質の合計50ng/L
最も厳しいアメリカは、4ng/L

「地下水が宝」の熊本が、日本の暫定目標値を下回っているから、安心して利用してくださいと言っているのは、いかがなものでしょうか?

測定データを見たわけではないが、


アメリカ(EPA)の規制

PFOSとPFOAのアメリカでの水質管理は、2016年より生涯健康勧告値[※1]という指標が設けられています。日本の暫定目標値(両物質の合計50ng/L)は、この生涯健康勧告値(両物質の合計70ng/L)を参考にして2020年に設定されていますが、現在ではこの暫定目標値に対して、有識者などから「緩すぎるのではないか」との声が上げられています。

といいますのも、現在設けられているアメリカの生涯健康勧告値は、2022年に大幅に修正されたものになっており、その値は「PFOS:0.02ng/L」「PFOA:0.004ng/L」と、限りなくゼロに近い値になっているからです。この大幅な修正は、PFOSやPFOAの人体に対する有害性の高さが、より明らかになってきたことを示唆しています。

さらにアメリカでは2023年3月半ばに、法的拘束力を持つ規制値案(PFOS・PFOA、それぞれ4ng/L以下)[※2]が公表されていて、2023年内には正式に決定される見通しとなっています。規制値案にある「4ng/L」という値に関しては、現実的に調べることができる「検出限界値」を採用しており、PFASに対するアメリカの本気度がうかがえます。

のです。そのため国際機関や各国が水質の目標値などを設定して監視を強めています。

WHO(世界保健機関)は水道水のPFASの濃度の指針値として、PFOSとPFOAについてはそれぞれ1リットルあたり100ナノグラム。

日本はPFOSとPFOAについて、地下水や川など環境中の水と水道水は、PFOSとPFOAの合計で1リットルあたり50ナノグラムを法的な拘束力のない暫定的な目標としています。

アメリカは独自に法的拘束力のある規制値を設けていた州もありますが、国としては長く暫定的な目標値としてPFOSとPFOAの合計で1リットルあたり70ナノグラムとしていました。

そうしたなか2023年3月、 国として初めて規制値の案を公表。PFOSとPFOAはそれぞれ1リットルあたり4ナノグラムとしました。

正式に決定されれば水道事業者は規制値を守ることが義務付けられます。


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2023/11/29
Yahoo!ニュース / RKK熊本放送
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指針値を超える“有機フッ素化合物”が新たに検出 水道水は「問題なし」下流にいくと検出数値が下がる…発生源はどこ?



■下流に行くにつれ数値が低下…発生源はどこ? (解説)人体への影響が指摘されている有機フッ素化合物ですが、改めて国の暫定指針値を超えた主な場所です。 【暫定指針値超の主な場所(調査数値)】 ※井芹川(鐙田川)の上流地点から順に記載 ・鐙田川起点(79) ・鐙田橋(最大83) ・鐙田橋下流(88) ・舞足橋(76) ・硯川橋(55) ・庄屋口橋(55) ・相野橋(52) 今回、熊本市は井芹川や上流の鐙田川などを調べました。最も高かったのは鐙田橋の下流付近で、88ナノグラムでした。 検出したのはいずれもPFOAで、一部のフライパンの撥水加工などに使われていたということです。 --下流に行くにつれ有機フッ素化合物の検出数値が低下していますが、発生源はどこなのでしょうか。

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Yahoo!ニュース / KAB熊本朝日放送
配信
井戸水の有機フッ素化合物 9地点で国暫定指針値超


人体への影響が懸念される有機フッ素化合物をめぐり、熊本市は市内全域の飲用井戸など121地点のうち植木地区を中心とする9地点で新たに国の暫定指針値を超える値が検出されたと明らかにしました。この他、井芹川の半分近くの区間や上流にある鐙田川で国の指針値を超える値が検出されたということです。熊本市は周辺住民に井戸水を飲まないよう呼びかけるとともに、水道水は全て目標値を下回っており、安心して利用してほしいとしています。


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2023/8/25

2023年4月12日 熊本日日新聞に2本の井戸からPFASが検出されてから4ヶ月過ぎた。

昨日のNEWSでは、17ヶ所で検出され、そのうち、11ヶ所が飲料水用として使用している井戸だ。

熊本市の対応は「飲用を控えるように呼びかけています。」だけ・・・

これでいいのかな?

現在、岐阜県各務原市では、水道水からPFASが検出され、

「8月末からは水源地に活性炭を設置し、PFASの除去を始めるということです。」

とNEWSにあった。 

熊本市でも「飲用を控えるように呼びかけています。」だけではなく、除去方法の検討も進めてほしいです。 


地下水が「宝」の熊本だから・・・

今後、継続調査で、PFASは検出されなくなりました。 原因はよくわかりませんでした。となる事を期待しないで、調査方法、原因解析、対策方法、除去方法等で世界を引っ張って行ける技術を確立してほしいと思います。


PFAS(PFOS・PFOA)とは?

PFAS(ピーファス)とは工業的に作られる有機フッ素化合物の総称です。
=「Per- and PolyFluoroAlkyl Substances」の頭文字を取った略称
で「ペルフルオロアルキル物質」および「ポリフルオロアルキル物質」の総称です。


 PFASに分類される物質は多くありますが、中でも代表的なものが
 PFOS(通称ピーフォス、ペルフルオロオクタンスルホン酸)」と
 PFOA(通称ピーフォア、ペルフルオロオクタン酸)」です。
 PFHxS(ペルフルオロヘキサンスルホン酸)も広く知られています。
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岐阜県各務原市 水道水から有機フッ素化合物
学校などに浄水器設置へ 

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2023-004
Yahoo!ニュース / TKUテレビくまもと
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熊本市新たに17カ所の井戸で有機フッ素化合物 指針超過

有害性が指摘されている有機フッ素化合物。熊本市の複数箇所で国の指針を越えた井戸が確認された問題で、24日追加調査の結果が明らかになりました。熊本市は新たに17カ所の井戸で国の指針を超過したと報告しました。 熊本市の植木地区と白川地区の2カ所の井戸から国の指針を超える有機フッ素化合物が検出され、熊本市はプロジェクトチームを設置して調査しています。 今回は監視対象の2カ所の井戸半径500メートルまで範囲を広げ調査を行いました。 その結果、植木地区で16カ所中9カ所、白川地区は4カ所中1カ所で国の指針を超えていました。また、市民から希望があった井戸に関しても調査したところ、172カ所中7カ所で超過が確認されました。 最大で指針のおよそ7倍を超えるところもありました。 今回の17カ所の井戸のうち11カ所が飲用水として利用されていて、市は飲用を控えるように呼びかけています。 一方で、有機フッ素化合物検出の原因の特定には至っていません。 熊本市では市民の不安を払しょくするため引き続き調査や相談を継続することにしています。

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Yahoo!ニュース / kkt!くまもと県民テレビ
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発がん性が指摘される有機フッ素化合物が熊本市の新たな井戸から検出

熊本市の井戸から発がん性が指摘されている有機フッ素化合物が検出された問題。 24日に会見を開いた熊本市は… ■熊本市環境推進部 永田努部長「非常に限定した地域で基準を超えている井戸がある。」 新たな井戸から基準を超えた有機フッ素化合物が検出されたことを明らかにしました。 熊本市では、これまでに中央区九品寺周辺と北区植木町の井戸、あわせて14の地点で、国の暫定基準値を超える数値の有機フッ素化合物PFОSとPFОAが検出されていました。 これを受け熊本市は、ことし5月にプロジェクトチームを発足。 基準値を超えた井戸の周辺や市民から要望のあった飲料用の井戸、あわせて192地点を追加調査しました。 その結果、基準値を超えた井戸と同じ地域にある17地点で、基準値を超える数値が検出されたということです。 熊本市は井戸の所有者への聞き取りや、地域の過去の住宅地図などを確認しましたが、PFОSとPFОAを使用した可能性のある工場などは確認されませんでした。 一方、担当課や保健所には「基準を超える水を飲んだ場合の影響」など市民からの相談が、7月末までに141件寄せられています。 これまでに健康被害を訴える相談はないということです。 ■熊本市環境推進部 永田努部長「できるだけ飲用を控えていただきたいとお願いをしている。今後も継続して超過井戸を中心に、今後の状況を注視したい。」 熊本市は今後、継続調査に加えて基準値を超えている井戸の成分分析も行い、専門家の意見も聞きながら対応を検討する方針です。


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2023-003
Yahoo!ニュース / TKUテレビくまもと
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水道水から基準値超えの亜鉛とカドミウム 天草市五和町九両・山浦地区

天草市は、五和町の九両・山浦地区の水道水から水質基準を超える亜鉛とカドミウムが検出されたと23日発表、地区に住む約30世帯の飲み水について給水タンクを設置して対応しています。 市によりますと亜鉛が基準値の2.65倍。カドミウムが1.65倍だったということで排水管に何らかの異常があるとみています。 直ちに人体に影響を及ぼす値ではないとしていますが、飲み水としての使用を控えるよう呼びかけています。


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2023-002


井戸水 = 水道水 = 地下水

熊本市の水道水は、地下水。 井戸水の汚染がしているのに、「水道水」は安全と言えるのは何故?

処理施設で汚染処理をしているから???


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1ケ月前の4/12に2か所の井戸水からフッ素化合物の検出が報告されている。

今は、特定の井戸水に限定されているが、熊本の水道水はほとんどが「地下水」。

今回の井戸の地下水と水道の地下水がつながっているかは不明だが、フッ素化合物の侵入経路がはっきりしない現状では心配は残る。

 

「活性炭フィルターと天然鉱石によって、PFOS・PFOAや塩素などの不純物の除去に成功」と言う報告もあるようなので、暫くは自作の活性炭フィルター浄水器の水を飲むことにしよう。


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kkt!くまもと県民テレビ

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熊本市の地下水汚染問題 井戸の現状を取材



 KKT東島大デスクの解説。今回は熊本市の地下水汚染を取り上げる。熊本市の地下水から「PFOS」「PFOA」という耳慣れない物質が国の指針を超えて検出されたのが3か月前だった。  「PFOS」「PFOA」というのはいずれも有機フッ素化合物。体内に入るとがんなどいろいろな病気になるリスクが上がるおそれがあるやっかいな化学物質。深刻に受けとめた熊本市は特別プロジェクトチームを立ち上げ対応にあたっている。現状を取材した。  熊本市中央区九品寺の井戸。ことし4月、この井戸から国の指針値を超える有機フッ素化合物が検出された。この井戸は熊本市の地下水に異常がないか定期的に調査するための井戸で上水道にはつながっていない。 ■KKT東島大デスク 「ここの井戸は飲用水として取水しているわけではない?」 ■熊本市環境推進部・永田努部長 「水質のサンプリング用、それから水位の常時監視のためで(市民が)この水を飲むということはないです」  一帯は住宅地や病院などが密集するエリア。地元の住民はこの井戸を災害時の非常用に使う予定だった。 ■高木正昭さん 「この町内から(汚染物質が)出るというのでびっくりしましたからね。何かあった時には利用しようと思っていた井戸ですからね。今後やっぱりこの地域自体がどこも汚染されている(可能性が)心配じゃないですか」  熊本市の検査で有機フッ素化合物が確認されたのは2か所。もう1か所は北区植木町だった。この2か所は距離があることなどから汚染源は別々の可能性が高いとみられている。  原因の調査にあたっている熊本市環境推進部の永田努部長が手にしているのは汚染が判明した井戸の周辺の住宅地図。戦後すぐにまでさかのぼり、汚染源につながる建物がないか地図で見て実際に現地を歩いて1軒1軒検討する。 ■熊本市環境推進部・永田努部長 「例えば近くで火災があって泡消火器を使ったとか、そういう情報も消防に確認したけどもないと。少なくともここ5年は使った形跡はない。「PFOS」「PFOA」を事業所として使っていたような形跡がある工場、事業所があるかということもだいぶ調べたけれども今のところはそういう事業所がないです。原因については今のところなかなかですね、わからないという状況です」  汚染源の特定が難しいのは、この物質があまりにもありふれているため。以前まではテフロン加工のプライパンや撥水加工の包装紙、化粧品など身近な製品にも使われていたほか、泡消化器など産業用にも大量に使われていた。この問題で政府の委員も務める京都大学大学院の原田浩二准教授は原因特定の難しさを話す。 ■京都大学大学院・原田准教授 「元々PFOSというのは匂いもしない味もしない色もついていないということなので、正直(汚染の状況が)わからなかったわけですね。今こうやって目標値やそういったものができて調べるようになり私も熊本の状況は注視しています。本当にどこが原因なのかがわからないということで、今までの沖縄とか多摩とか大阪とはまた違った様子を示してると思うんですね。そういった点で非常に今後、他の自治体にとっても重要な事例になるんだと思っております」  原因がわからない地下水汚染。水を誇りにしてきた熊本市民に動揺が広がっている。上通アーケードにある井戸は、近くのリゾートホテルが観光客に紹介もしている地元の名所。しかしもう、この井戸の水を飲むことは出来ない。  この井戸を所有している面木健さん。報道で地下水の汚染を知った面木さんはすぐに熊本市に検査を依頼した。その結果…。 ■面木健さん 「これが検査結果です」  面木さんの井戸からも有機フッ素化合物が検出された。国の指針は超えていないが、欧米の基準でみると安心とは言えないレベルだった。結果を見た面木さんは飲用水としての利用を止めた。 ※店で出すコーヒーなどに使う水は以前も今も井戸水は使用せず ■面木健さん 「正直こういう数値は出てほしくなかったんですけどね。当初は熊本市さんの方も『この辺の井戸は検出された地域とは違うから、大丈夫なんじゃないですか』みたいな話だったんですけど」 ■KKT東島大デスク 「それで自主的に井戸の水を飲まないようにしたと。我々の知る範囲ではなぜ熊本市の井戸水でこういう有機フッ素化合物が検出されるのかっていう、その原因が分からないっていうコメントもあったんで、それだとなおさらですね」  熊本が誇る地下水を汚したものは何か。人々の不安をよそに、原因の究明は難航している。 【KKT・京都大学で共同水質検査を実施】 ■対象 ・自宅などに井戸をお持ちの方 (上通周辺、熊本市八景水谷・清水・健軍・神水周辺、菊陽町、益城町周辺居住者が対象) ■申し込み方法 ・井戸がある場所の住所と電話番号を明記の上メールにて受付 news@kkt.co.jp ※水の採集方法など手続きがあるので直接水を送られても対応出来ないのでご注意ください。


 

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配信

「半導体の製造」などに使われる基準値超えの《化学物質》が熊本市12か所の井戸で検出 『基準値4倍』の所も

熊本市北区の複数の井戸で基準値を超える値が検出されたということです。 熊本市環境推進部 永田努 部長「1リットルあたり50ナノグラムを超える井戸が、12地点ありました。原因については今のところ不明です」

 

検出された化学物質、PFOS(ピーフォス)と、PFOA(ピーフォア)は、半導体の製造や消火剤などに使われる有機フッ素化合物です。 熊本市の検査では、北区の植木地区にある個人が管理する井戸、12か所で基準値を上回っていたということです。 最も濃度が高い井戸では、基準値の4倍を超えていたということですが、いまのところ原因は分かっていません。 

 

熊本市は井戸を使っている家庭に飲み水としての使用を控えるよう呼びかけています。 

熊本市によりますと、高濃度の水を飲むことで腹痛や吐き気を引き起こす恐れがあるということで、今後、調査範囲を広げ、原因究明を急ぐ考えです。



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2023-001

熊本市の井戸水から有機フッ素化合物(1)


嫌なNEWS!!

井戸39本の内2本のようだが、「井戸水を飲まないように」と注意喚起されている。

特別の原因で、井戸に入ったのであればいいのだが、

元の地下水に混入だと原因がつかみづらいし、

熊本市の水道水は、すべて地下水だから・・・

 

これから、TSMCの稼働で排水の問題も懸念されているのに・・・

熊本の宝「地下水」が心配だなぁ・・・


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熊本日日新聞

2023年4月12日 19:08

熊本市の井戸水から有機フッ素化合物 市が2カ所で初検出 人体への有害性問題視 原因不明、追加調査も

 

 熊本市は水質汚濁防止法に基づく調査で、市内2カ所の井戸水から有機フッ素化合物を初検出したと発表した。原因は不明だが、人体への有害性が問題視されており、市は独自に追加調査する方針。

 

 検出された有機フッ素化合物は、ペルフルオロオクタンスルホン酸とペルフルオロオクタン酸。法が定める要監視項目として、昨年度初めて調査した。

 

 地下水をくみ上げている井戸39本を調べた結果、中央区九品寺の白川沿いの井戸で77㌨グラム(㌨は10億分の1)、北区植木町轟の井戸で110㌨グラムを検出。国の基準値は1リットル当たり50㌨グラムで、市は植木町の井戸周辺の35世帯に井戸水を飲まないよう注意喚起した。

 

 有機フッ素化合物は水や油をはじく性質を持ち、半導体製造や消火剤などに広く使われてきた。分解されにくく、生体内に蓄積しやすいという。市水保全課は「国や県と協議しながら対策を進める」としている。(山下雅文)



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