アサリの産地偽装

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RKK熊本放送

2023/配信

アサリの産地偽装業者4人に「罰金150万円から200万円」の支払い命令 懲役刑については執行猶予が付いた判決


アサリの産地を偽り販売したとして、罪に問われている会社役員の男らに熊本地方裁判所は有罪判決を言い渡しました。 判決を受けたのは魚介類販売会社「天草フーズ」と「グローバルスカイ」の実質的な経営者 渡邉孝男(わたなべ たかお)被告(72)4人です。 4人は2020年、外国産のアサリおよそ357トンを、熊本県産と偽り千葉県などの14の業者に販売したとして不正競争防止法違反などの罪に問われています。 10月10日の判決で熊本地裁の平島正道(ひらしま まさみち)裁判長は「海産物に対する消費者の信頼を大きく損ねた上、複数の会社を介在させるなど手口も巧妙」として4人に罰金150万円から200万円の支払いを命じ、懲役刑については執行猶予が付いた判決を言い渡しました。 また、天草フーズとグローバルスカイの2つの会社に対してもそれぞれ700万円の罰金を科しました。


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TKUテレビ熊本

2023/04/06 18:30

外国産アサリを「熊本県産」と偽り販売した疑い 『天草フーズ』役員の親子3人を逮捕

このニュースも「2022/02/08 2ヶ月間の出荷停止」前の産地偽装。



外国産アサリを「熊本県産」と偽って販売した不正競争防止法違反などの疑いで、天草市北浜町にある『天草フーズ』

役員、渡邉 孝男 容疑者(72)

息子の聖麻 容疑者(44)

息子の淳広 容疑者(40)

が逮捕されました。


【島 征吾 記者】

「アサリの産地を偽装した疑いで『天草フーズ』に県警の捜査員が家宅捜索に入ります」


警察によりますと、3人は共謀して、2020年7月中国産や韓国産のアサリ約357tonを「熊本県産」と偽って、熊本や千葉など5県にある計15カ所の卸し先の水産会社から販売代金約1億4000万円の振り込みを受け、収益を得た疑いです。


事件を巡っては、ことし2月、宮崎県に住む男女4人が逮捕されていて、その後の捜査で渡邉容疑者ら3人の関与が明らかになったということです。


警察は、3人の認否について「捜査に支障がある」として明らかにせず、組織的な犯行とみて、外国産アサリの入手方法や販売ルートなど全容解明に向け、調べを進めています。





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KKT熊本県民テレビ- Yahoo!ニュース

配信

外国産アサリを「熊本産」と表示して販売 熊本・上天草市

このニュースも「2022/02/08 2ヶ月間の出荷停止」前の産地偽装。

 

外国産のアサリを「熊本産」と表示して販売するなどした上天草市の2つの業者に対して県は、14日、食品表示法に基づいた表示の是正を指示した。

 表示の是正の指示を受けたのは、いずれも上天草市大矢野町の水産物卸売業者「山栄」「ヤスダ水産」の2社だ。

 県によると「山栄」は、2021年10月から12月までの間、仕入れた外国産と国内産のアサリを「ヤスダ水産」に対して産地を表示せずに58,560Kgを販売した。

そして「ヤスダ水産」は、そのアサリに「熊本産」と表示して、別の流通業者に30,020Kgを販売した。 

「山栄」の代表と「ヤスダ水産」の代表は夫婦で、

2人は産地の表示について「認識不足だった」と話しているという。

 

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(TKUテレビ熊本) - Yahoo!ニュース

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韓国産アサリを熊本産と偽り販売した疑いで水産会社社長逮捕

このニュースも「2022/02/08 2ヶ月間の出荷停止」前の産地偽装。



韓国産のアサリを熊本県産と偽り販売した疑いで、福岡市に住む水産会社社長の男が6日逮捕されました。 

警察は、男が28億円以上を売り上げていたとみて捜査しています。 食品表示法違反の疑いで逮捕されたのは、荒尾市水産会社『熊水』を経営し福岡市西区に住む植野 樹 容疑者(56)です。 

警察によりますと、植野容疑者は2020年5月から1年半福岡市内の業者の男2人と共謀して韓国産のアサリ約100トン、4000万円以上を熊本県産と偽り、山口県の水産会社に販売した疑いが持たれています。 植野容疑者は容疑を認めているということです。 警察は、植野容疑者がこれまで8000トン以上の中国産や韓国産のアサリを熊本県産と偽装し、28億円以上を売り上げていたとみて捜査しています。

 

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(TKUテレビ熊本) - Yahoo!ニュース

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外国産アサリ「熊本県産」と偽り販売した疑いで4人を送検

このニュースも「2022/02/08 2ヶ月間の出荷停止」前の産地偽装。

 

熊本県のアサリ漁獲量は、H15(2003)年の6,877tonをピークに大幅に減少し、R3(2021)年は35ton約1/200倍

熊本県産アサリ年間漁獲量の10倍もの量を扱うとすぐにバレルと思うけど・・・ 

関係業者はみんな知ってやってたの・・・?



中国産や韓国産のアサリを「熊本県産」と偽って販売するなどした疑いで1日、逮捕された宮崎市に住む谷口智子 容疑者(52)三宮孝司 容疑者(49)4人が2日、送検されました。 

 

【堂前 泉紀 記者】 

「谷口容疑者を乗せた車が出てきました。これから身柄が熊本地検に送られます」 警察によりますと、谷口容疑者らは2020年7月、外国産のアサリ約357トンを『熊本県産アサリ』と偽り、卸先の水産会社から代金約1億4000万円を受け取って、収益を得た疑いです。 熊本県警は去年6月、佐賀県警と合同捜査本部を設置し、捜査を進めてきました。 

 

【島 征吾 記者】 

「捜索から約7時間が経過しました。押収品が入っているとみられる段ボールが次々と運ばれていきます」 警察は4人の認否を明らかにしていませんが、余罪があるとみて全容の解明に向け、調べを進めています。


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(TKUテレビ熊本) - Yahoo!ニュース

2023/1/13(金) 20:29配信

輸入アサリを「熊本産」と偽装・販売 熊本市が業者に是正指示

 

熊本アサリの産地偽装のニュースを見たので、再発か?と思ったけど今回のニュースは、

 

2022/02/08 2ヶ月間の出荷停止。

2022/04/14 県内の出荷開始。

2022/06/11 全国の出荷開始。

 

以前に行った、産地偽装に対する、表示の是正と再発防止を指示のニュースだった。



(TKUテレビ熊本) - Yahoo!ニュース

2023/1/13(金) 20:29配信

 

テレビ熊本

熊本市は中国産などの輸入アサリを「熊本産」と偽って卸売業者に販売したとして、業者に食品表示法に基づく表示の是正と再発防止を指示しました。 

食品表示法の基準に違反する表示を行っていたのは

熊本市北区清水岩倉の『マルタケ水産』で、おととし(2021年)5月から去年(2022年)1月にかけて中国産と韓国産のアサリ合わせて約390トンを「熊本産」と偽って卸売業者に販売したということです。 市の消費者センターの聞き取りにマルタケ水産の代表は「知人から偽装を持ちかけられた。悪いことと分かっていながら手を出してしまった」と話しているということです。

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アサリの産地偽装『ウィキペディア(Wikipedia)』
2022年1月
 

 テレビ局が熊本県産アサリの産地偽装問題を報道したことがきっかけで、農水省が調査に動くなど、大きな問題になりました。

 アサリのDNAを調べた結果、熊本県産と表示されたアサリの、実に97%は熊本県産ではないことがわかりました。

 水産物は、獲った水域か水揚げ港の都道府県名などを産地として表示する決まりです。輸入物の場合は、原産国を産地と表示します。

 
概要

問題のアサリは中国産か韓国産で、その多くは「熊本産」と表示が付けられ、2019年の純熊本県のアサリ漁獲量が339トンなのに対して、同年の大阪府内の中央卸売市場だけでも1349トンの「熊本産」アサリが取引されており、実際の漁獲量の約4倍もの量が流通販売されていた[4][3][5][6]。さらには2020年の第四四半期に行われた農林水産省のサンプル調査で行われたDNA鑑定では、「熊本産」として市場に出回っていたアサリの97%が外国産の可能性が高いことが判明したとも発表された[7][8]

産地偽造の悪習は何十年以上も続いていたとされており関係者の間では周知の事実で[9][10]、2004年には地方紙の宮崎日日新聞が中国産アサリを熊本産として偽装されていた事を報じていた[11]。2006年の内閣官房行政改革推進本部による農林水産省への行政改革ヒアリングにおいて食品表示監視の議題の流れで、アサリの流通が例の一つとしてあげられ、2005年には北朝鮮からのアサリ輸入量に比べ市場に出回っているアサリには北朝鮮産という表示があまり見かけないという指摘があったことを同省の食糧管理担当が認識していただけでなく、その後の同年の調査で約280件のアサリ産地の不適正な表示があった事を把握していた事が明かされていた[12]。2019年には熊本県による漁協への聞き取り調査で不適切な輸入アサリの処理と市場流通に対する言質を得ていたのにも関わらず、表面化することも対策が取られる事もなかった[13][14]

このように何度も散発的に問題化していたが[15][11]、広く一般に伝わることはなかった。

2022年1月22日、TBSテレビの『報道特集』において、系列の CBC テレビの吉田駿平と吉田翔が取材・制作した「輸入アサリが国産に アサリ産地偽装の実態は」と題した調査報道が放映されると(東海地方では 2019 年 6 月に一部が放送されたが反応は薄かった)広く一般へ実態が伝わり、その後多くのメディアが追随報道をし、大きな社会問題と認識された[16]

長いところルール

輸入水産物は原則原産地の国名を表示するよう食品表示法で定められているが、二か所以上で育成されたものに適用される例外規定である生育期間の長い場所を原産地として表示できる通称「長いところルール」が悪用されて産地不正表示が行われた。

まず輸入の際には生育期間を短く改ざんされた証明書を仕入れ先に用意してもらい、輸入後は日本国内の干潟などで短期畜養し、国内で育成された期間のほうが長いと見せかけ国内の県や水域産として市場に流通させていた。

一方で、熊本県は県内で畜養さえもせず、輸入アサリがそのまま市場に「熊本産」として流通している事例も多いとみていた。

 

熊本県の出荷停止措置


事態を重く見た蒲島郁夫熊本県知事は2月1日に臨時記者会見を開き、「熊本のブランド全体への信頼を揺るがす危機的状況」であるとして、偽装アサリを排除し抑止策を構築するために2月8日をもって県産アサリの出荷を2か月間停止すると発表した[17]

再発防止策

2022年3月18日、農林水産省が「長いところルール」の適用の厳格化を行った。輸入されたアサリは、稚貝を1年半以上区画漁業権によって国内で育成し根拠書類を保存している場合を除いて、輸出国が原産地となり、畜養期間は育成期間の適用外となる。

同年6月21日、熊本県議会でアサリ偽装防止条例が可決された。取引記録などの書類の3年間保存が義務化される。

また、流通経路の透明化のため、トヨタ自動車グループのデンソーの技術を活用しアサリの産地を証明する取り組みが始まった。販売店に掲示されたQRコードを読み取ることで漁協から工場、流通業者を販売店の取引がいつどこで行われたのかを知ることができる。

販売再開

2022年4月14日、県内へのアサリの販売が再開された。販売店は県が認可した約90の協力店。偽装防止のため産地証明書を掲げての販売再開となった。

2022年6月11日、全国へのアサリの販売が再開された。


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